jeudi 25 février 2010

カタンガの鉱脈(南部) gisement du Katanga Sud


Le 21 février 2010, dimanche
元Gecamines(コンゴ最大の国営鉱山会社)のエンジニア2人に会った。一人は今KipushiのForrest社精錬所の技師Robertさん、もう一人は独立して鉱山事業のコンサルタントをしているAugustinさん。主に後者がはなしをした。カタンガ州の鉱脈地図は70年代から更新されていない。調査があっても私企業はその結果を発表しない。唯一2008年にベルギーの博物館が新しい地図を作って公表している。銅・コバルト鉱脈はカタンガの南、マンガンは西、錫は北に集中している。ウラニウム鉱山は国の直接の管理下に置かれていて通常訪問できない。鉄道は古く、機関車は70年代初頭に納入された日立製(電気)とGE製(ディーゼル)が一番新しい。レール、枕木など設備も老朽化しており時速5km/Hがいいところ。運搬手段は従って道路以外考えられない。しかしMukoshi/Kinsengaからルブンバシ、ルカシを経由してKolwesiまでの道路はなんとか走れるが、それから西、また北は乾季はいいが雨季はトラックでは走行不可能。Augustinさんが先月北のKaminaまでカナダの会社と調査に行ったときは560kmに5日間を要した。乾季なら2日でいけるところである。道路整備計画(これは「日本カタンガ協会」のホームページに表紙を載せたカタンガ3ヵ年計画の一環)は10~15%しか完成しなかった。中国は中小企業が進出している。これまでいわば山師aventurierの投資だった。しかし、鉱業生産物とバーターでインフラを整備する巨大投資を中国政府がコンゴにofferしてIMFや世銀お批判を浴びた。昨年のことだ。たしかにバーターの予定だったが、中国に割り当てられた鉱山の質が悪く、中国側もインフラ整備のスピードを大幅に減らしている状態。
直ぐになんとか開発できるのはMukoshiからKolwesiまでのアーチ地帯(arc)の銅・コバルトだ。その他金属の開発にはインフラと一体になる必要があるようだ。先ず道路を作り、資材機材を運び基地を作る。それから鉱山開発という段取りか。

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