2月23日16時、豪雨の中、地雷除去を実施しているNPO法人MAG(Patrice Ngoy氏)を訪ねた。MAGルブンバシが3月で閉鎖するのは地雷除去が終わったからではないことが判明した。UKおよびベルギー政府がお金の出し手だったが、コンゴに対する援助項目の内で地雷除去の優先度が下げられたために資金不足となりルブンバシ事務所を閉鎖することになった。地雷除去はカタンガ州の東北、モエロ湖近くのPoeto地方で継続する。地雷はRCDがばら撒いた。MAGはアンゴラにも事務所があり活動している。アンゴラとコンゴの国境にも地雷が埋まっている。とくにKapanga。こちらは先ず被害状況の調査からしないといけない。全く手がつけられていない。MAGアンゴラはコンゴまで入ってこない。MAG以外ではDCA(Dan Church Aid)がカタンガの北部KalemiやKabalo、Nyunzuで地雷除去をしている。雪が降るほど高地で寒い地方だそうだ。ここもRCDの進入で被害を受けた地方である。
http://www.danchurchaid.org/
RCDとはRassemblement Congolais pour la Democrazie(民主主義コンゴ連合)。多くの政治・軍事団体、連合がそうであるように名前と行動が一致しない。テロ集団といっても過言ではない。隣国ルワンダ及びウガンダの支援を得た反政府軍。2003年以来政府軍の指揮下に入り、RCDのリーダーであるルベルワAzarias Reberwaは4人の副大統領の一人となった。
事務所をでるとさっきの激しい雨はもうあがっていた
jeudi 25 février 2010
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