vendredi 16 juillet 2010

タンク・ローリー事故 accident agravé

先々週の金曜日(7月2日)夜に起こったガソリンを積んだタンク・ローリーの横転事故のことが友人と話題になった。230名以上が犠牲になった。日本でも報道されたようだ。
場所はルブンバシから大分遠い。タンガニーカ湖の方だ。カタンガ州ではない。地理的には、日本でいえば韓国が台湾、中国で起きた事故といえる。
被害が大きくなった原因は少なくとも2つある。
1)トレーラーが横転事故を起こしたのが街中であったこと。近くの映画館では多くの人がプロジェクタで映されたW杯の観戦をしていた。
2)横転したトレーラーからガソリンが漏れ流れ出していたのでそれをネコババしようと数十人が寄ってたかってポリタンクやバケツでガソリンをすくっていたこと。
郊外に出るとポリタンク(20L)にガソリンや軽油をいれ売っている。これはトラックの運転手が街道でトラックから抜いて売った分である。ガソリン・スタンドよりも安く販売しているが品質は悪いことが多い。「水増し」しているからだ。車の燃料はすべて隣国からの輸入である。ガソリンも軽油も値段が変わらない。1300フラン(130円)/L。しかし、供給が途絶えたことはない。アルジェリアとは違う。
コンゴの貧しさが犠牲者を拡大したといえよう。

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