7月20日、通関業者をまわってみた。
僕の車を通関したBen Tshimenga(Kenex社)は論外とした。彼は古い体質のマフィアのような通関業者だ。何故あんなのを僕のために選んでくれたのか不可思議である。通関業者は街を歩いていても数多ある。
その中でステータスのある業者はしかし数えるほどしかない。あとは海千山千の乙仲だ。誰それ大臣を知っているとか、困ったときは将軍Xに頼めるとかいった裏技を得意としている業者。今日行ったのは、その手の業者ではなく一流どころを選んだ。
1)Comexas社
ここには以前コピー機をヨーロッパの通販で買って持込を考えたときに見積もりをとったので担当者を知っていた。とった見積もりが高かったので採用はしなかった。それに不透明な数字が加えられていた。ベルギー系の会社である。輸入通関が主。輸出の扱い量少ないとみた。
2)Trade Service社
ここも別件で訪れたことがある。知事モイーズ系の会社か。最大手だと自分でいうが内陸輸送は自分ではできない。しかし、運送会社として大手のSabot社やエルメス社を使っている。運送会社Sabotで確認すると、結局はBoss Miningを一手に引き受けているから扱い高が大きいのである。
3)SDV Agetraf社
数年前にフランスが1953年創立のコンゴ企業Transitra社を買収し改組した。有名なHavasのオーナーでもあるVincent Bolloréの会社だ。Vincent Bolloréはフランスの大統領サルコジの応援団。サルコジがボロレのプライヴェート・ジェットでマルタ島やエジプトに週末旅行をしてスキャンダルになったことがある。ルブンバシのこの会社は、しかし、活気に満ちていた。自社所有のトラックがある。
以上3社以外に小規模な通関業者2人にも会った。彼らはベン・チメンガと変わらない。使いようによっては便利かもしれないが会社の体をなしていない。
jeudi 22 juillet 2010
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