Le 9 mars 2010, mardi
市役所でJean-Pierre Ilunga Ngwej環境部長と2月8日に続き面談。市のゴミ処理について伺った。
公道は州が担当している。約750名の清掃員がいる。市の方はというと、清掃車は2台しかなく、あとはリヤカーで家庭のゴミを集めている。しかし市も州も集めたゴミは郊外の指定した場所に捨てているだけである。問題はゴミの選別ができていない。清掃手段が限られている。
汚水については、以前は3箇所の下水処理場があった(Av Pleine/Salama/Kenya)。しかし一箇所(Salama)を除いては再建も不可能。Salama下水処理場は修理可能。いずれにせよ汚水は結局のところ現在未処理で河川に垂れ流されている。
対策は如何。フルンバシ市はRDC最大の銅産出実績を持つAnvil Mining社(オーストラリア・カナダ系)の協力を得て2007年に5ヵ年計画を策定した。その環境プロジェクトの部分をコピーしてもらって入手した。計画は立てたものの、実施ができない。その最大の原因は資金不足である。資金の裏づけなしに計画を立てたわけではない。しかしたとえば家庭廃棄物に対する税金は廃止されてしまったし、第一個人で納税しているひとが少ない。企業の税金は国が吸い上げてしまって地方に約束された額(国税の40%)が返って来ない。従って計画は、その対策予算も地味で質素にも拘らず全く実施されていないといって過言ではない。
mardi 9 mars 2010
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