mercredi 9 juin 2010

ウガンダに戦時賠償請求 demande de l'indémnité de guerre à l'Ouganda

今から10年前、2000年にウガンダがコンゴ(RDC)のオリエンタル州を侵略した際の被害額を230億ドルとしてコンゴ政府が賠償請求をするネゴに入ることになった。こうした過去の清算は難しいに違いないが、平和裏に解決して欲しいものである。双方7名づつの委員からなる交渉委員会がもたれることになった。武力行使ではなく、平和裏に交渉に入ることは悪いことではない。 (写真はウガンダのムセベニYoweri Museveni大統領、66歳)

ムセベニ大統領は1986年から現職。タンザニア大学経済学部出身(1970)。ニエレレがタンザニアの大統領のころだ。だから大統領就任当時は、社会主義路線をとった。それに失敗すると「IMFの優等生」を目指し一応成功。RDC大統領ジョセフ・カビラの父親LD カビラがモブツを倒したときに、ウガンダはルワンダと共にカビラを軍事的に助けた。しかし、その後袂を分かち、現在ハーグ国際刑事裁判所に訴追され審理中の、カビラの元副大統領ベンバと結んで、コンゴの内戦に軍を送り込み、同時に金、タイヤモンドをコンゴで盗掘して膨大な財産をなした。ムセベニの裏には、中国・北朝鮮に接近したLD カビラを牽制する米英がいた。そんな独裁者を戴くウガンダと交渉である。素直に賠償に応じるとは思えない。
Invasion de territoire : la RDC exige des réparations de l’Ouganda
Le gouvernement de la République démocratique du Congo réclame à l’Ouganda 23 milliards de dollars américains de dommages et intérêts pour indemniser les victimes des exactions commises sur les populations de la Province Orientale lors de l’invasion des forces ougandaises en 2000, a écrit lundi Radio Okapi. Une commission ad hoc comprenant sept experts Congolais et sept experts Ougandais sera mise en place pour assurer la négociation entre les deux Etats, ajoute le site.

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