samedi 15 mai 2010

日本人墓地 cimetière japonais à L'shi


5月15日10時、日本人墓地に行った。日本人墓地といっても市営の広い墓地の一画である。ルブンバシで一番古い墓地「モミの木墓地Ⅰsapin-Ⅰ」である。当初Sodimiza(現Sodimico)の従業員で亡くなられた方の墓地と聞いていったのだが、墓碑に書かれた享年(昭和年号がつかわれていた)から、Sodimiza関係の方ではない可能性が高い。1967年から1973年にかけてなくなられた6名の墓であった。全員とても若い。26歳から37歳。どういう経緯でルブンバシで、あるいはカタンガ州で亡くなられたのか不明。墓石は日本語(漢字)でかなりの達筆で名前が彫られていた。戒名はない。この墓地には、キリスト教、ユダヤ教、回教等宗教の異なった人たちが埋葬されているから、仏式があっても不思議はないのだが、宗教色がない墓石であった。全て同じ型の墓石であった。従って、1973年以降に一括して誰かが墓石を建てた可能性もある。習慣だけでなく、ルブンバシに施設がないから火葬はない。周り中雑草に覆われていて、この国では毎年8月1日が墓参り、先祖の日だが、訪れる人が全くないのに違いない。といっても、この墓地全体がぼうぼうの草の中なのであるが。名前と出身地を頼りに、全員をネットで調べてみたが、それらしい記事はなかった。
亡くなられた方々のフル・ネームはここでは公開しないが、出身地、享年、命日を下記する。
京都 KSさん 26歳 昭和48年2月3日
福島 ENさん 27歳 昭和47年3月4日
東京 KKさん 29歳 昭和46年10月8日
高地 OTさん 36歳 昭和46年9月28日
香川 KYさん 37歳 昭和43年9月29日
山口 HTさん 36歳 昭和42年3月10日
万が一、本誌をご覧になった方の中で、連絡を望まれる場合は、小生にメイルをください。またはブログのコメント欄をご利用ください。
(訂正追記: Sodimizaの従業員ではない可能性と書いたが、Sodimizaの開所式は70年代だが、探鉱、また工場だけでなく付帯施設の建設のため1967年ころから既に工事が始まっており、やはりSodimiza関連の方々のようである。本ブログを読まれた方からその可能性を示唆いただいた)。

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