vendredi 7 mai 2010

フランシスコ会タバ・コンゴ施設 dispensaire franciscain du quartier Tabac Congo de Lubumbashi

診療所の建物と入り口
産院。コの字型で中庭とは低い壁を作って、ベッド・ルームが見えないようにした。
新生児。

井戸。深い井戸だが、手押しポンプ。
5月7日午後、シスターアスンタさんとタバ・コンゴ地区(近くにタバコ工場があるのでこう呼ばれている)にある、フランシスコ会の診療所、産院、修道院、女子裁縫中学学校を見学した。前もって云われたように途中から相当の悪路だった。施設はみなこじんまりとしていた。贅沢な作りではないが、しっかりとした建物である。シスター・アスンタさんはこの施設ができたころ、1987年から数年ここで看護師として働いていた。今は住宅が密集しているが、当時は周りに人家がなく、あっても藁葺きの家が多かったという。バスもなく、歩いてルブンバシの市中まで薬を買いに毎週通ったそうである。
Vision Mondialeが井戸掘りと産院建設をした。電気のトランスが修道院の庭にある。停電がほとんどない。水と電気が確保されているのは大きなメリット。
診療所にイタリア人グラツィエラ看護士がいた。在コンゴ15年。診療所といっても簡単な施設だ。受付、診察室、治療室(予防注射もここ)、ラボ、一時入院のベッド・ルーム、薬剤室と待合室。
産院は、診察室、産室、産後のベッド・ルーム。保育器はあったが故障していた。その他機器も使えなくなっているものが多い。しかし一応清潔。この清潔さ故にルブンバシの市中や遠距離からここで出産するために来る妊婦がかなりいる。
女子裁縫中学も小さい。ミシンがおいてあったが、足踏み式のシンガーもあった。注文生産もしているが、ここで仕立てて行商販売するおばさんもいる。裁縫だけでなく、一般教養(国語、数学等)も教えている。ただし授業は午前中のみ。教員室。実習室、4教室。2教室増設中。ひとクラス15名内外。
今、ゴルフ地区にフランシスコ会が作ろうとしているのは、タバ・コンゴの施設と同じようなタイプだ。デラックスな施設を目指しているのではない。質素でいい。しかし、直ぐに壁が崩れたりする粗末な建物では困る。ゴルフ地区の外れには他に極めて小規模な診療所しかない。建設資金を募集している所以である。



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